『BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(The BFG)は、スティーヴン・スピルバーグ監督による2016年のアメリカ合衆国のファンタジー映画。『チャーリーとチョコレート工場』や『マチルダ』の原作者として知られる児童文学作家ロアルド・ダールの『オ・ヤサシ巨人BFG』を原作としている。
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The BFG (2016) / BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアントのあらすじ
ある日の真夜中、ロンドンの児童養護施設で暮らす少女ソフィーは巨人BFGによって巨人の国に連れ去られる。BFGはソフィーが巨人を見たことを大人たちに告げることを恐れていたが、彼女は「誰にも言わない」と返答する。ソフィーはBFGの家で暮らし始めるが、家の外には人間を好物にしているマルノミたち9人の巨人が居座り、巨人の中では小柄なBFGをいじめていた。BFGはソフィーを守るため、彼女を自分の仕事場に隠して「夢探し」の仕事に向かおうとするが、その話を聞いたソフィーもBFGに同行する。マルノミたちから逃げた2人は夢を捕まえ、人間に夢を見せるためロンドンに向かう。しかし、ソフィーが落とした毛布がマルノミたちに見付かってしまい、BFGは彼女を守るためロンドンに残していこうとする。彼女はそれを断り巨人の国に戻ろうとするが、BFGは過去に自分と親しくなり「BFG」の名前を名付けてくれた子供がマルノミたちに食べられたことを語り、その場を立ち去る。残されたソフィーはBFGの心に語りかけ、戻ってきたBFGと共に巨人の国に戻り、マルノミたちを倒そうと提案する。
BFGの仕事場で2人は対策を考えるが、そこにマルノミたちが現れてソフィーを探し始める。仕事場を荒らされたBFGはマルノミたちを追い返し、ソフィーと共にマルノミたちを倒すアイディアを思いつく。2人は「マルノミたちに子供が食べられる夢」を作り出し、ロンドンにいる女王に夢を見せ、マルノミたちを倒すための協力を依頼する。女王は2人の頼みを聞き入れ、イギリス軍を巨人の国に同行させる。2人は眠っている巨人たちに悪夢を見せるが、夢を体内に取り入れなかったマルノミはソフィーを食べようとする。しかし、BFGが駆け付けてソフィーは逃げ出すことに成功し、マルノミは悪夢に混乱している巨人たちと共にヘリコプター部隊によって捕獲され、誰も近付けない遠方の孤島に隔離される。マルノミたちを倒したBFGは巨人の国で野菜や果物を育てて暮らし、ソフィーは女王に仕えるメアリーの元で暮らし始める。
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