『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(The Adventures of Tintin: The Secret of the Unicorn)は、2011年公開のモーションキャプチャを用いたアドベンチャー映画。ベルギーの漫画家・新聞記者エルジェによるバンド・デシネ作品『タンタンの冒険』シリーズのうち、『なぞのユニコーン号』、『レッド・ラッカムの宝』、『金のはさみのカニ』を原作としている。
・ Apple : タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密 (字幕版) – Steven Spielberg
The Adventures of Tintin: Secret of the Unicorn (2011) / タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密のあらすじ
少年記者タンタンと愛犬スノーウィは、ある日ノミの市で古い帆船ユニコーン号の模型を見つける。タンタンがそれを購入した直後、ある男からは「その船に関わってはいけない」と、もう一人の男サッカリンからは買い取らせて欲しいとせがまれる。タンタンはユニコーン号に何か秘密があると睨み図書館で調べたところ、それはかつて海賊に襲撃され、積んでいた財宝と共に消えた軍艦だったことがわかる。
タンタンが自宅に戻ると模型は消えており、怪しかったサッカリンを探るため彼が居るムーランサール城へと忍び込んだ。案の定そこにはユニコーン号の模型があったが、盗まれる前にスノーウィが壊したはずの痕跡が無いために別の模型であることが分かる。タンタンが再度自宅に戻ると部屋が荒らされており、そして先ほど模型を置いた棚の裏側から金属ケースに入った謎の羊皮紙を見つける。
羊皮紙が目当ての物だと気付くが、紙を収めた財布はスリに盗まれ直後にタンタンはサッカリン一味に誘拐されて貨物船カラブジャン号に乗せられてしまう。羊皮紙を得るためならタンタンを殺しかねない一味から何とか逃れ、同じく囚われの身だったカラブジャン号の船長ハドックと出会い共に脱出する。
こうしてタンタンはユニコーン号の財宝を巡る争いと、その船長であったフランシス・アドックの因縁に巻き込まれてゆく。
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